介護業界のイメージを変えたい。

地域の方がたくさん集まって下さり、日々施設が賑わっています。

この施設は、地域との「コミュニケーションを繋ぐ空間」でありたいと考えています。誰もが利用できるカフェがあることで、普通に生活していれば決して無かった出会いがたくさんあります。それは遊びに来てくれた地域の方と入居者様だったり、企業の協力で行うイベントであったりと、多くのコミュニケーションがあります。

そんな出会いから顔見知りになり、繋がりが生まれ、地域に少しでも安心を感じていただけたらと思います。また、誰でも気軽に立ち寄れる開放的な雰囲気で、施設へのイメージも変わると思います。

清潔で優しくて家庭的な空間を目指した。

この施設は、ユニット型39床（ショートステイ10床）4ユニットで構成されています。それぞれのユニットに職員を固定で配置しており、職員と入居者様が顔なじみになることで、狭く深いコミュニケーションを心掛けています。いつのまにか家族のように感じてもらい、精神的にも安心して暮らしてほしいからです。

また物品や色使いについても、老人ホームだから茶色、汚れるから拭き取りやすいなどはあまり考えませんでした。大事なのは居心地の良さ。一番長く施設にいるのは入居者様なので、それを一番に考えて設計しています。
例えば、施設全体は木を基調にしています。細いところですが、できるだけ集成材ではなく、無垢の木を使った家具などを配置しています。木の温かみや明るさと一緒に過ごしてもらうことで、気分も明るくなっていただきたいと考えたからです。

地域と介護について話していきたい。

施設もオープンしたばかりでこれから色々なことがあると思いますが、地域との関わり方や、地域への考え方は変えずにいきたいです。

個人的には介護という言葉も、違うものに変えていければいいなと思っています。笑　もっと生活の一部というか人生の一部分として、みんなで考えていきたいです。そんな取り組みの一つとして、この施設の運営を進めていきます。
是非一度、遊びに来てください。